新宿で@様のレッスンでした。
普段はJW-CADでお仕事をされているのですが、Vectorworksでのデータ提出が求められた為、書籍による独学でVectorworksを勉強されていましたが、
DXFデータを取り込んでからの対処のしかたが書籍では分からないという事で、レッスン致しました。
今回はVectorworksで作図ができるようにするのではなく、DXFを取り込んでからの対処の仕方だけにポイントを絞ってレッスン致しました。
JW-CADで作成した図面をDXFにしてVectorworksに取り込むと、たまに大きさに誤差がある状態で正しく取り込まれないという事があります。
作図前に誤差があるかどうか、図形の大きさの確認方法(データパレット)、そして、誤差があった時の正確な大きさへの修正方法(伸縮)を解説しました。
用紙の中心に図面データを合わせる方法として、基準点を使った整列をご紹介しました。
JWの方で作図する時に「ブロック図形(・・・と言われるのでしょうか?私はJWが全く分かりません)」が、Vectorworksでは「シンボル」として取り込まれるようです。
伸縮の際にシンボル図形は大きさが変えられない事から、シンボル図形を見つけ出す方法(図形選択マクロ)も解説しました。
そして、取り込まれた図形のクラスの活用の方法もご紹介しました。
ガラス面の表現として、Vectorworksでグラデーションを作り、グラデーションの方向も編集できるよう解説しました。
【2時間のレッスン内容】
◯環境設定の確認
◯用紙設定(1枚の時、複数枚の時)
◯縮尺の設定 / 画面上の縮尺の設定の表示
◯書類設定→単位
◯データパレットの使い方
◯グリッド設定
◯スナップパレット
◯用紙全体にスナップ/個々のページにスナップ
◯カーソルの種類
◯DXFを取り込む際の設定(白黒にする)
◯グループ図形を作る
◯グループ図形の解除方法
◯基準点を使った整列
◯図形選択マクロ(シンボル図形を選択する)
◯シンボル図形の解除方法
◯伸縮
◯クラス
◯右クリックで「クラスをアクティブに」
◯ビューメニュー→他のクラスを→非表示
◯文字列 / ポイントの変更
◯属性パレットのマーカーの編集(線の両端に黒丸をつける)
◯リソースマネージャー
◯グラデーションの作成 / 角度の編集
以上です。
せっかくですから、今後は、お手持ちのVectorworksでのデザインや図面制作にも挑戦されると良いですね(^^)
普段から作図をされていらっしゃる方でしたので、問題点が始めからからはっきりされていた事もあり、DXFの取り込みとその後の処置に関しては2時間で疑問点はクリアできたかと思います。
スクールでは、Vectorworksの作図の授業内容がメインですので、DXFの取り込みと取り込み後の対処方法に絞って2時間も解説する事はありません。
入会金や高額な授業料などの無駄な出費を省いて、疑問点とそれに付随する事だけをレッスンできるレクタのレッスンはお得かと思います。